明治時代頃

大阪時計製造会社
san jose

リューズ、提げ環除く直径約56mm

金張三枚蓋ケースはキズや変色有りまが、摩耗も少なく良い状態を保っているかと思います。
ハンターケースを跳ね上げるスプリングが交換されていて、弱い様で手を添えて開ける必要があります。

白磁の三段文字盤はクラックあります。

ガラス製風防はオリジナルの状態かと思われます。

機械は分解掃除済みです。
san jose15石の機械は錆跡等あります。
時間合わせは5時辺りのレバーを引き出して行います。

san jose watch coは大阪、神戸へ工作機械、ムーブメント等を売却されている様です。

大阪時計製造会社により販売された物かと思います。

翻訳サンノゼ時計会社はオータイ時計会社の機械と残りのムーブメントを購入し、日本の大阪時計会社に売却される前に非常に少数の時計を製造しました。

経年による部品の摩耗がありますが、平置きは概ね時間も合うかと思います。
姿勢差があり、6時下の状態では大きくテンプの振りが落ちます。

誤差は実測1日2～3分程度
タイムグラファでの短時間の測定では、平置き約50〜秒程度です。

あくまでも短時間の測定になります。
ゼンマイのトルクや気温差、姿勢差など使用条件によって誤差は広がるかと思います。

時計の保存状態に関わらず、長い年月を経て来た物ですので、現代の時計の様な精度をお求めの場合は、ご入札をご遠慮下さい。

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